お葬式の費用のための基礎知識

地域や宗教に適した供物を贈ること

2018年03月16日
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葬儀の際にはお供え供物を贈ることがありますが、気を付けたいのは各宗教によっての違いです。故人をしのび法要やお葬式で神仏へのお供えとして贈りますが、生花を贈るのは供花になります。宗教や地域などによっても祭壇への贈り物の種類は違いますので、マナーや特色を押さえて適切な供物贈ることです。

供物を贈るのであれば香典は必要ないかという疑問がわいてきますが、最初は仏様への供物がメインであり、それからだんだんと金銭に変わってきました。ですから今は贈る習慣としては、供物よりもお香典を持参するのが一般的です。

もしも供物を贈るのであれば香典と同様ととらえてよいので、香典の準備は不要ではありますが、供物を事前に贈りそのうえで、当日はお香典も持参する方が今では一般的になっています。どのような間柄であるかも関わることであり、立てば仕事関係の場合だったら、お葬式もお通夜も参列ができない時は、供物と弔電だけでも大丈夫です。

しかしこれが親せきになると話は別であり、供物を兄弟一同で送り、さらに香典も別途準備をする方が、後々問題にもなりません。昔ではなかったことですが今では、香典事態というお葬式もありますので、その際に気持ちを何かで表現したいなら、供物を贈るのみというのも悪くはないです。

何を供物として選ぶべきかですが、フレッシュフルーツの詰め合わせだとか、干菓子や缶詰などの長く保管をしても問題のない食べものは人気があります。ほかにはお香や線香にろうそくなどもありますし、お酒類を贈ることや、お米や干し物を選ぶこともあるので、こうした商品を選べば問題はありません。